私が初めてメンズストリップを見に行った話
こんにちは、すぐるです。
突然ですが、皆さんはストリップと聞くとどんなものを想像しますか?
‘‘女の人が音楽にのせて服を脱いでいくもの?‘‘
‘‘裸の人を見に行くの?‘‘
‘‘そもそもストリップって言葉を聞いたことがない!‘‘
ストリップとは?
楽曲に合わせて服を脱ぐ様(strip)、またはその様態を鑑賞すること
(Wikipediaより)
まさにその通り、人が脱いでいくのを鑑賞します。
ただし!ただただ見て終わったではありません。
とても気分が高揚して(破廉恥な意味ではなく!)楽しくて毎日の生きる活力をもらったので、文章に起こしたいと思います。
「ストリップ、気になっているけど周りの目が気になって踏み出せない!」
「行きたいけどどんなシステムなのかわからない!」
といった人にこの文章が届いて、一人でも多くの迷っている方が一歩踏み出せればと思います。
ストリップを見に行こうと思ったキッカケ
大前提として私は、男の人の筋肉が好きなんです。
一般の人の「腹筋だけとりあえず付けました」といったバランスの悪い身体は好きではなくて、『腹筋つけるなら胸筋やその他もろもろの筋肉もつけて・・・!』と心の中で考える人です。(さらに言うとシックスパックも左右でずれているものは嫌い)(自分の身体の管理はグズグズなのに他人には厳しい)
普通に生きていて、人の筋肉を拝むことってないですよね?目の前でバランスの良い体格、いい筋肉を見てみたかったんです。
そんな時に1年前ほどでしょうか。
Twitterでメンズストリップに行った方のレポを拝見しました。あふれる筋肉、過激なファンサービス、ポールダンス・・・
私のモットーが「やらない後悔よりやって後悔」。行かないより1度人生経験として行ってみたい!と思いました。
ただ、そんな私も一人で行くのは流石に勇気がいるな~と思い、当時は足を運ばず。
行きたい気持ちをうっすらと内に秘めながら1年ほど過ごしていたら、友人より「メンズストリップに行ってみたいんだけど・・・」とお誘いを受け2つ返事でOKしました。ありがとう、友人よ。二人なら怖くない。
おびえなくても大丈夫
「ズンズンパーティー音が流れまくってる場所でパリピしかいなかったらどうしよう」
私が懸念していたことです。
私は、全くもってパリピな人間ではありません。ゴーゴーイケイケな場所が不得意でズンズンな音楽に乗れないタイプです。夜の街のギラギラとしたような雰囲気が得意ではありませんし、クラブにも行ったことがありません。むしろそんな場を怖いと思う部類の人間です。
今回私が足を運んだのは表参道。おしゃれな街にストリップの会場*1があるなんて!
実際、イケイケな音楽がズンズンではありましたが、怖いところではなかったです。(最初は怖かったけど途中で慣れていきました。)
場所も駅からびっくりするほど近く、アクセスもしやすい。クラブと違ってドレスコードもありません。普通の服で大丈夫です。参考程度に私はニットにジーパン。ごく普通の恰好で向かいました。
使う金額は自分である程度決められる
私が行った回は年末スペシャル?で先着50名エントランスチャージ*2が無料、購入必須の2ドリンク*3の料金で楽しめる日でした。
通常は 男性¥5000 女性¥3000 +2ドリンク だそうです。
1Fはオールスタンディング、2FはVVIP席があります。(VVIP席は料金形態が別)
(けっこう値段形態が変わるようなので行く際は要確認です!)
ここまでは皆さんが平等に払う必要のある金額です。これを高いと思うか、安いと思うかは人によると思いますが、私は普段見ることが出来ないものが見れるので払える金額かなって思います。
だって¥3000で男の筋肉美とポールダンス4時間くらい見放題なんだぜ・・・?
さらに会場内ではダンサーにあげるチップを購入できます。チップの購入は自由で、あっても無くてもステージを楽しむことは出来ます。ただこれがあるのとないのとでは楽しさが違います・・・(遠い目)
基本4枚で¥1000、さらにレイ(チップでできた首にかける輪っか)もあり、料金によって長さが違ったりします。一番高いものでプラチナチップというものもあるそう。
圧巻のステージと渦巻く欲望
今回は先着50名でチャージが無料だった為、意気込んで仕事を早々に終わらせてめちゃめちゃ早くに並んで待っていたんですが、風も強い日で本当に寒すぎて凍死するかと思いました・・・!!(通常は事前予約のようなので待つことは無いと思います)
2時間くらい0度近い寒空の中男の筋肉をただ拝むために待っていましたが、待ってる間は未知の空間に不安しかありませんでした。何がどう起こるかわからない場所に行くって怖いですよね・・・。
何時間行われるものかもよく分からなくて、2時間くらいで終わるものかと思っていたら、ステージと談笑タイム(?)と計4時間くらいでした。長い・・・
1組ずつ呼ばれて入場、料金を支払い席に着きます。(1Fの場合はオールスタンディングの為、好きな場所に移動する)
外には数人のダンサーさんがお出迎えをしてくれるんですが、すでに寒そう。私たちがコートを羽織って寒い中、上半身ほぼ裸の状態で外にいます。友人のストールを寒い寒いと言って奪って自分のものとして巻き、戻ってきたストールはとんでもなく良い香りがしてました・・・すごい・・・
入るとポールが中央に立っているステージとそのステージの周りについているカウンター、バーカウンターの手前にも1本のポールが立つステージとカウンター。
どこに座るのがベストかわからず、とりあえず中央のポールが見やすい中央寄りの席へ。
途中でチップを売りにきわどい衣装の美女がやってきますので、欲しい方は声を掛けます。
とりあえず、普通はどのくらい購入するものかもわからず様子見として1セット(4枚)を購入。正直足りな過ぎたので後程もう1セット追加購入しました・・・。
入場してから30分ほど、談笑タイム(?)があり、その間にドリンクを交換しに行ったりします。テキーラ等のショットから、カクテル、ソフトドリンクと選べます。
ステージはぶっ続けに行われるのではなく、4~5回ほどに分けて行われます。その間の談笑タイム(?)にはダンサーがステージ下に降りてきてお客さんと話したりしていました。
初めてのストリップの感想ですが、一言で表すならば「酒池肉林」(ここでは意味は若干違いますが文字のままを想像してください)自分が大富豪にでもなったかのような感覚。
今回は年末の特別回だったため、女性ダンサーさんとコラボで1度で2度美味しい状態でした。
メンズストリップはただ脱いでセクシーなポーズをとるっていうよりは、色々なダンスのなかでバーンと服を破いたり(!?)最初からセクシーな衣装で登場してきたりで、何故かそこにはそんなにいやらしさは感じないんですよね。
圧倒的な筋肉の厚みとかつて生きてきた中で1番であろう股間の近さにクラっときます。
先ほども記載しましたが、ステージの延長線上にカウンターがあり、本当に目の前まで股間が来ます(大爆笑)
私が数々のステージの中で圧倒されたのが、ポールダンスです。
良い身体と良い顔の男性が艶やかに回って舞って、私は釘付けになりました。(1人のダンサーさんがめちゃくそ好みだったのもあって)
今までポールダンスは気にはなっていたけれど見る機会がなかったので本当に見れて良かった…。チップをほぼ全て彼に渡しました。後悔は全くない。
そう、チップですが、渡すタイミングが何回かあります。
渡し方が独特というかなんというか・・・!そのお渡しする人によるとは思いますが、彼らが履いているパンツに入れたり、履いているものに挟んだり。初参加だったので、パンツに手を入れるなんて!と謎の羞恥心と葛藤があり最初は手渡しで渡したところ、「あっ!はい!手のほうが良いですよね~^^」とびっくりされながらも受け取って握手をして頂きました。他の方を見てみたら手渡しで渡す人は誰もいませんでした・・・皆さん慣れてらっしゃるわ・・・そんな勇気初見の私にはなかったんや・・・!!!
でもせっかく来たのだから私もきわどい路線を歩いてみたい!と私が釘付けだったポールダンサーさんは太ももガードルを着けていたので2回目はガードルに挟み込んだりしました・・・良い太ももでした・・・
ちなみにステージ中に愛想を振りまいてもらった女性ダンサーさんにお礼でチップをあげようとしたところ、口にくわえさせてと指示されお口にチップを差し出したところ笑顔で加えた後そのまま踊ってらっしゃいました・・・こりゃあやべえわ(白目)
(お客さん自ら口にチップをくわえると相手のダンサーさんも口でチップを取りに行くんですよ・・・こりゃあ狂った世界だぜ(誉め言葉))
その他演目はいろいろありましたが、終わるころには最初の不安はどこかへ消え去りストリップハイに陥っていました。3日くらいは頭の中で常にポールダンスが頭の中でショーを繰り広げてたな・・・
使用法・用量には気を付けて
薬かな?とも思うほど、私にとってストリップは元気になれる源になったようです。
下ネタ的な要素があるステージもあるので中には苦手と思われる方もいらっしゃるかと思います。女性が見るストリップは多分男性が見るストリップとでは根底にある目的意識が違うので、性的興奮を受けたくて行く人だけでは無いと思っています。※個人差は多分あります
お酒を飲んで、友人とああだこうだ言いながら笑って、合法的にイケメンの筋肉を間近で拝んで()
私は、たまには元気をもらうためにストリップを見に行くのもいいな、と体験して思いました。
ただし、薬と同じでどっぷり浸かりすぎると必ず自滅するので気を付けてくださいね!
では、また。